中途半端 2008 2 1

 このサイトの読者には、大変申し訳ない話ですが、
何かも中途半端になっていると感じています。
 時事的なことを書いているのに、
このサイトは、土曜日と日曜日しか更新しないので、
タイムリーとは言えず、肝心な時に遅れている感じです。
 しかし、平日は、自分の仕事(生業)があり、忙しいので、
平日のサイトの更新は難しいと思います。
また平日の夜は、資料収集や分析などで、精一杯です。
 さらに、サイトの中身も中途半端かもしれません。
土曜日と日曜日という限られた時間で、サイトの運営をするので、
話が、金融から政治に行ったり、あるいは生命科学になったりして、
まとまりがなく、つまみ食いのような状態です。
 こうした現状を変えることは難しいと感じていて、
「結局、このサイトは、中途半端なもので終わる」と、あきらめています。
 何とかならないものかと、いつも思っていますが、
そうこうしているうちに、月日は、あっと言う間に過ぎ去ってしまい、実に困っています。
アイデアは、山のようにあるのに、時間がない。

2008年 2008 1 12

 たまには、愚痴を書きたいと思います。
「2008年は、また金融・経済の年になるのか」と。

 2007年、このサイトは、途中から金融・経済の年になってしまいました。
本来の予定では、生命科学や科学技術の年にする予定でした。
(そういうわけで、生命科学というコーナーを設置したのです)
 
 さすがに、「金融・経済」と「科学技術」の両立は厳しいと思います。
やはり、今年も、経済、政治の年にならざるを得ないと考えています。

みかんとりんごが壊れる時 2007 2 17

「みかんりんごみかんりんご」
 日本人ならば、たとえ句読点がなくても、
何が書いてあるか、わかるでしょう。
3文字に区切れば、よくわかります。
「みかん りんご みかん りんご」
 さて、「みかんりんごみかんりんご」の文字列に変異があると、
どうなるでしょうか。
 たとえば、最初の「みか」の後の「ん」が欠けると、
「みかりんごみかんりんご」となります。
 これを、3文字に区切ると、どうなるか。
「みかり んごみ かんり んご」となります。
たった1文字欠けると、まるで読めなくなります。
 これが文字遊びならよいのですが、
DNAの文字だったら、大変なことになります。
「TACCTCCTGATT」という文字列の最初の「C」が欠けると、
どうなるでしょうか。
(DNA)TACTCCTGATT* (*は、ATGCのうち、どれか1文字)
(RNA)AUGAGGACUAA* (*は、AUGCのうち、どれか1文字)
 RNAの文字列は、3文字でアミノ酸に対応しますので、
AUG AGG ACU AA*となります。
AUGは、アミノ酸のメチオニンに対応(正常は、AUGでメチオニン)、
AGGは、アミノ酸のアルギニンに対応(正常は、GAGでグルタミン酸)、
ACUは、アミノ酸のトレオニンに対応(正常は、GACでアスパラギン酸)。
 最初のアミノ酸は、正常と同じですが、
たった1文字欠けると、2番目以降のアミノ酸は、全く別のものになります。
 タンパク質は、アミノ酸をつなげて作ります。
ですから、1文字欠けると、タンパク質も別のものが作られることになります。
 こうした、DNAに異変を起こす変異原として、「紫外線」や「化学物質」があります。
生物学の教科書的な本には、よく、こう書いてあります。
 太古の地球では、陸上においては、紫外線が非常に強く、
とても生物が住めるような環境ではありませんでした。
 しかし、地球にオゾン層ができると、有害な紫外線を遮ってくれるので、
生物が海中から陸上へ進出できるようになったと言われます。
 20世紀の地球では、オゾン層の破壊が進みました。
最近は、どうなったのでしょうか。

















































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